みんなの防災ブログ

【阪神淡路大震災】自宅が全壊、ペットと共に避難所へ・・・「ペットの鳴き声がうるさい」と諍いの声にビクビクし、夜も眠れなかった避難生活

被災当時、私は兵庫県の伊丹市に住んでいました。両親とペットの猫の3人家族です。

平成7年1月17日震災当日、身体が放り出されるような大きな揺れの後、我が家は完全に傾いてしまっていました。
中に入ると家全体がグラグラと揺れる有様で、とてもそのまま留まれる状態ではありませんでした。

なんとか身の回り品とペットの猫を車に乗せ、近所の方々と避難所に指定されていた近くの小学校に向かいましたが、そこはペット不可。
そして体育館が被害に遭っており、車がある人はなるべく車で待機しようという空気でした。
もちろん猫が入れない事は予想はしていましたし、私たちは校庭に車を停めてそこで待機することに。
周りには大きな犬連れの方もいて、おそらく室内には入れないであろうペットを抱えて誰もが不安な顔をしていたのを覚えています。

結局、それから3日間程は家族3人とペットの猫で避難所内の駐車場で夜を過ごしました。
何が一番辛かったかというと、着替えられない事や食事トイレもそうですが、夜に大人がわざわざ外に出てきて「ペットの鳴き声がうるさい」とケンカを始める事でした。
ただでさえ不安で精神が張り詰めている時に、夜にも諍いの声が聞こえ、それがいつ我が家にも降りかかってくるかわからないのです。
なるべく迷惑をかけないようにと外の車で寝泊まりしていても、ずっと怒られないかビクビクしていなければいけなかったのは精神的に辛かったです。

ペットがどれだけ大切でも、世の中には色んな方がいらっしゃいます。
ペットも家族だから避難所の建物の中に入れろとか、そんな風には私もまったく思いませんでした。
ただ、皆不安で不自由を強いられている事に変わりはありません。
どんなに譲り合っても、自宅にかなう場所はないのです。
非常時だからこそ、お互いにお互いの事情を「見過ごす事ができる」方法はなかったのかと今でも考えています。

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