避難生活中に困ること。それはトイレと水と食事でした。
学校へ避難していた私ですが、トイレを借りに中学校トイレへすると日中みた小学校のトイレとは全く違い、びっくりしました。
しばらく見ていると、トイレの外にはバケツがたくさん並べられており、中学校の生徒が雨のなかボランティアでプールの水をバケツに汲んでバケツリレーの様にして、トイレ前に並べてくれていたんです。
感謝でした。
被災した時、恐怖で子供とどうしようと先も見えず不安なのは誰も一緒なのに、まだ子供の中学生が一生懸命雨のなか汲んでくれた水でトイレは気持ち良く使えました。
それと同時に何だか気持ちが申し訳なく思いました。
私は二歳と生後一ヶ月の子を連れての被災し子供を置いてなど難しかったですが、被災したから水を貰う、体育館の場所の提供、トイレの水を汲む中学生達、それらの恩恵を受けにいってる自分が、私は受けることしか考えれていなかったです。
同じ経験しても人のために動こうと思える行動が素晴らしく、これからの日本何かどこであるか分からない様になってますがもし何かあっても、次こそは自ら動ける人間になろうと思います。
そしていつも当たり前の水や電氣、暖かいご飯を食べれるガス、御風呂これらに当たり前では無かったことをこの度の被災で経験して気づきました。
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