その日は、とにかく雨が降り止まなかったことを良く覚えています。その時、私は鳥取県にいてアパートの一階に住んでいました。
結果的には床下浸水で大きな被害はなかったのですが、あまりにも雨が止まらず、恐ろしく、避難所にいくことを決めました。
行ってみたら、元々高齢化が進んだ県なので当然ですが、高齢の方ばかり、若い方は避難しないの?と衝撃でした。
近くの自治体の施設に避難したので、幸いなことに体育館ではなく、和室で一晩を過ごすことができました。
テレビもロビーにあり、情報も得られたので不安はありませんでした。
また、和室で座布団などもあり、プライバシーはありませんでしたが、最近しばしば批判される、体育館の固い床の上で雑魚寝、という状況に較べると恵まれていたと思います。
ただ、それは人口の少ない県だからこそ可能だったと思います。
もっと都会だったら、大変だなあ、どうなるんだろうと不安に思いながら、そこそこ快適に一晩を過ごして翌朝帰宅しました。
たった一晩でしたが、多くを考えさせられました。
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